フィルインをしているサロンです!
こんにちは!京都山科ネイルサロンポジです☆
今日のテーマは「フィルイン」です。
「フィルイン」って言葉、聞いたことはありますか?最近は「一層残し」と言われることもあるようです。
はてさて、これは何かと言いますと・・・ジェルやアクリルスカルプチュアの付け替えのときに使う技術です。
フィルイン=ジェルをすべてオフするのではなく、ベースジェルだけを残して塗り足す方法
を言います。
「ん?どういう事?」となっている方もいらっしゃると思うので、ここでジェルネイル(アクリルスカルプチュアは今回は省きますね)を塗布した時の層を確認します。
<ジェルネイルの層>
①自爪→②ベースジェル→③カラージェル→④カラージェル→⑤トップジェル
※カラージェルは、二度塗りをすることでカラーボトルそのままの色味になるので二度塗りします。ですが最近は表現したい雰囲気やお客様の好みに合わせて一度塗りで終わることもあります。
このようにジェルは自爪の上に四層のジェル層が乗っています。ジェルの付け替えの時は、この四層全てを除去します。除去の際に使用する溶剤を「アセトン」といいます。このアセトン。除去するには絶対に必要なんですが問題も有ります。それは「たんぱく質を溶かしてしまう、水分を蒸発させてしまう」ことです。
人間の体は、水とたんぱく質で大きく構成され、そのほかにビタミンなどがあるのですが・・・この体を作っている水とたんぱく質にアセトンはダイレクトに影響を与えてしまいます。
「ジェルネイルをすると爪が薄くなる」というのはよく耳にしますが、その原因の一因はオフの仕方であることは間違いないです。
このことについてはまた今後書きますね。これ書き出すとすんごい長くなっちゃうので(^^;)
っで、冒頭にもどるですが。アセトンを使わずにオフできるのが「フィルイン:一層残し」なんです。
ジェル層はこうでしたね?↓
<ジェルネイルの層>
①自爪→②ベースジェル→③カラージェル→④カラージェル→⑤トップジェル
③〜⑤までのジェルだけを削り落とします。で①と②だけの状態にします。
②のベースジェルは、自爪にしっかり定着しているようであれば無理に除去する必要はないです。
なのでこのまま自爪につけたまま、伸びてきた部分から再度ベースジェルを塗り重ねます。
※残すベースジェルの厚みなどこまかな技術についてはあえて書きませんね。技術について詳しく書き始めるとマニアックになりすぎるので(笑)
この方法を取ることでアセトンの使用を避け、自爪や指先の皮膚を守ることができます。
ですが毎回ずっとフィルインをしているとグリーンネイルや爪の変形などにも影響することがありますのでそこはお客様の状態を見てアセトンを使って全てオフする場合もあります。
うちのサロンでは、基本フィルイン。アセトンオフする場合はその都度お客様にお声掛けをしてから施術をしています。
う〜ん。画像がないからいまいち行程がみなさんイメージしずらいですよね。
今度、画像をとってあげますね!
ではまた!
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